岩手県
2020.11.25
「農園三訣」を実践
岩手県少年警察ボランティア協会(切金一夫会長)は、令和2年5月から10月にかけて、奥州市の奥州地区少年警察ボランティア会員所有の畑「Z農園」で、立ち直り支援対象少年3名、少年警察ボランティア、大学生ボランティア、保護者、警察職員等関係者21名の合計24名が参加して、「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。活動では、水沢出身の偉人・後藤新平の「自治三訣」にならい、〇人まかせにせぬよう、〇きちんとお世話するよう、〇そしておいしくいただくよう、の「農園三訣」を掲げ、5月に畑に堆肥と消石灰を入れての土作りから始まり、6月にはサツマイモや里芋、枝豆にトウモロコシ・スイカ等の夏野菜の苗植え、7月は追肥・土寄せ・除草作業等を実施しました。子供たちからは、「みんなで協力して苗植えをしたのがとても楽しかった。大きくなるのが楽しみ。」等の声が聞かれました。収穫期の8月から10月にかけて多くの野菜が実り、サツマイモの収穫では、少年らは「うわー、大きなサツマイモだー。」と歓声を上げ、また、かごいっぱいの枝豆を見て、「こんなに採れたんだ。」と喜んでいました。活動終了後には、「みんなで協力して収穫できてとてもうれしかった。」「いっぱい収穫できてよかった。」との感想が寄せられ、「農園三訣」が実践された体験活動となりました。