愛知県
2020.11.25
笑顔と満足の農業体験
愛知県少年補導委員会連合会(野々山密雄会長)は、令和2年9月から11月にかけて、愛知県警察本部少年課と協働して、海部郡蟹江町の「KONOHA FARMチャコール園芸」において、同少年課が運営する居場所「鯱(しゃちほこ)」で立ち直り支援中の少年等延べ34名、少年警察ボランティア・警察職員等関係者延べ122名が参加して、「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。第1回では、「開園式と農作業」として、開園式後、3グループに分かれ、オカワカメ・空芯菜・モロヘイヤ・ツルムラサキ・オクラ・きゅうりの収穫と袋詰め作業、収穫した野菜を使った調理体験(麻婆なす・かぼちゃ炒め・きゅうりの塩もみ)を実施しました。第2回は、オカワカメ・空芯菜等の収穫と二十日大根の種まき、調理体験(収穫野菜の天ぷら・かぼちゃのピザ等)を実施しました。第3回は、さつまいもの収穫と鬼まんじゅう作り等の調理体験を実施して、令和2年度は閉会しました。活動中、人見知りで大人の声掛けにも応じなかった少年が、回を重ねるごとに笑顔を見せてくれる場面が多くなりました。少年たちは、毎回、野菜の収穫後、収穫した野菜の調理等に挑戦し、火と油に注意しながら周囲の大人と楽しそうに会話をしながら調理していました。農作業・調理体験を終えた少年たちは、「調理した物全部美味しかったし楽しかった。また次回も参加したい。」と笑顔で話す等、満足の農業体験となったようです。