全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

山形県
2019.12.26

農業体験で成長していった少年達

農業体験で成長していった少年達

山形県少年補導員連絡会(佐藤重勝会長)は、令和元年5月から11月にかけて、米沢市の少年補導員所有の畑で、継続補導対象少年とその保護者、少年警察ボランティア、大学生ボランティア、警察職員、その他関係者等延べ計194名が参加して、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施しました。活動は、じゃがいも、里芋及び蕎麦の栽培、収穫体験で、5月にじゃがいも・里芋の種芋作付け作業を行い、6月には5月に植え付けたじゃがいもの芽かき作業及び畑の草取りを2回実施しました。8月には、じゃがいもの収穫と蕎麦の種まき作業を行い、収穫したじゃがいもでカレーを調理し会食しました。10月には里芋と蕎麦を収穫し、収穫した里芋で「いも煮」を調理し会食会を実施しました。11月は最終回として、収穫した蕎麦を使い蕎麦打ちを体験しました。家族とともに参加した少年からは、「楽しかった。次の活動が待ち遠しい。」と活動に意欲的に取り組む姿勢が見られ、母親からも「皆さんのお陰で息子によい経験をさせることができました。息子にこのような貴重な機会を与えていただきありがとうございました。」と感謝の言葉が述べられました。ボランティアからも「最初、少年達は恥ずかしがって挨拶の声も小さかったが、何回も活動を続けていくうちに声も大きくなり、自信がついていくのを感じた。最後は自分から感想発表を堂々とするなど、成長する様子が見られた。」と感想が述べられ、有意義な体験活動となったようです。