茨城県
2019.12.26
少年と大学生との絆を深めた農業体験
茨城県少年指導委員協議会(関口勝美会長)は、令和元年5月から令和2年1月にかけて、水戸市全隈町の「水戸市ふるさと農場」及び、つくば市酒丸の畑で、継続補導中の少年等3名、県警察大学生サポーター16名、その他関係者等9名が参加して、「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。水戸市ふるさと農園では、5月にサツマイモ・トウモロコシ・枝豆の苗の植え付け及び落花生の種まき、里芋の植え付け、9月に秋じゃがいもの植え付け、10月にサツマイモ・落花生の収穫、12月には秋じゃがいも・里芋の収穫を行い、収穫したじゃがいもは、豚汁を作り、全員で食し交流を図りました。つくば市の畑では、7月にトマト、トウモロコシの収穫、1月に農作業の進め方と農機具の使用方法の説明を受けました。少年からは、「回数を重ねるたびに大学生サポーターとも仲良くなれたし、そばでずっと話しかけてくれたのでとても楽しかった。」との感想が寄せられました。また、大学生サポーターからも「初めての体験活動のボランティアだったので、どんな少年が来るか、ちゃんと話ができるか心配だったが、少年達はとても明るく、すぐに仲良くなることができた。また参加して、悩みなどの相談にも乗れるような関係を作りたい。」等の感想が寄せられ、少年と大学生との絆を深めた体験活動となりました。