全国少年警察ボランティア協会

menu
Activities

事業紹介

香川県
2019.12.26

少年たちを成長させた農業体験

少年たちを成長させた農業体験

香川県少年警察補導員連絡協議会(大熊博行会長)は、令和元年6月から12月にかけて、綾歌郡綾川町の少年警察ボランティア所有の畑地で、継続補導中の少年とその保護者延べ47名、少年警察ボランティア及び大学生ボランティア延べ31名、警察職員延べ32名が参加して、地域のボランティアや他の親子と協力して、農作物を育て収穫することを通じて社会の一員としての自覚や地域との絆を実感する居場所づくりを目的とした「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。農業体験用に借り上げた区画を「にこにこ畑」と命名し、8月の第1・2回はラディッシュ・キュウリ・ニンジンなどの種まきと事前に植えたプチトマトの収穫と追肥・除草作業。9月の第3回はキャベツ・ブロッコリーの苗植えと除草作業・害虫駆除。10月の第4回は春菊とサニーレタスの種まきとサツマイモ・枝豆・キュウリの収穫。11月の第5回はブロッコリー・キャベツ・サニーレタス等の収穫。12月の第6回は活動体験の最終として、芽キャベツやサニーレタス、ニンジン等を収穫し、最後に借りていた畑を整地して終了しました。参加した少年達は、最初は緊張した表情で作業中は言葉少なげでしたが、ボランティアの積極的な声掛けによって徐々に打ち解け、年齢が異なる少年同士が互いに協力して熱心に作業に取り組むなど、少年たちの成長が感じられた体験活動となりました。