全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

佐賀県
2019.12.26

絆を深めた稲作体験

絆を深めた稲作体験

佐賀県少年補導員連絡協議会(野田豊秋会長)は、令和元年6月から12月の間、多久市南多久町の農業指導者所有の田圃において、支援対象少年延べ32名とその保護者10名、ボランティアとして佐賀県少年補導員連絡協議会12名、農業指導者4名、大学生ボランティア35名、その他55名、警察職員33名の合計延べ181名が参加して、「稲作を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。活動は、少年の「居場所づくり」活動を実施している佐賀県警察本部少年サポートセンターと協働し、農業指導者所有の田圃を借用して、6月に少年・保護者・ボランティア等と共に田植えを実施しました。その後、草取り等を経て、10月に稲刈りを実施し、12月には、収穫したお米を使用して直近の分校跡で調理体験を行い、参加者全員で食しました。参加した少年からは、「田植えや稲刈りに初めて参加し、普段私たちが食べている物がどのようにして作られているかが分かった。たくさんの大人が泥だらけになりながら、私たちと一緒に活動してくれたのが嬉しかった。」等の感想が寄せられ、少年達にとって、稲作を通じて多くの人と絆を深めた農業体験となったようです。