鹿児島県
2019.12.26
農作物を作る苦労と喜びを実感
鹿児島県少年警察ボランティア連絡協議会(西村光行会長)は、令和元年10月から翌年2月までの期間、奄美市名瀬大字知名瀬のボランティア所有の畑において、立ち直り支援・継続補導中の少年、児童養護施設入所児童ら5名、ボランティア12名、警察職員等10名の合計27名が参加して、「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。第1回目の植え付け作業は、天候等の関係で日程調整が出来なかったことから、関係者のみで実施することとなりましたが、第2回目は少年達も参加して、人参・玉ねぎ・大根の生育状況を少年達に見せながら、草取りや水やり、間引き等の作業を行いました。第3回目は、畑の所有者である少年警察ボランティアから、ジャガイモ・人参・玉ねぎ・大根の生育状況や種類・特徴について説明を受けた後、少年や少年警察ボランティア等を含めた参加者全員で収穫作業を行いました。参加した少年からは、「農作物を作るのは大変だということが分かった。」「自分たちで植えた野菜をみんなで育てて作るのは楽しかった。」等の感想が寄せられました。また、少年警察ボランティアからは、「少年達が一生懸命働いていたので感心した。」「少年等と話ができて楽しかった。」等の感想が寄せられるなど、農作物を作る苦労と喜びを実感した農業体験となったようです。