沖縄県
2019.12.26
自分たちで作った野菜で苦手野菜を克服
沖縄県少年補導員会連絡協議会(中村幸孝会長)は、令和元年7月から翌年1月にかけ、糸満市西川町のわくわくふれあい農園「糸・警」で、支援対象少年ら12名、糸満地区少年補導員等ボランティア7名、警察関係者ら12名の総勢31名が参加して、「農業体験 わくわくふれあい農園「糸・警」での支援活動」を実施しました。活動は19回にわたって実施され、最初に植えたトマト・ナス・セロリは台風の被害を受けたため、10月に再度植え直して、更にリーフレタス・サンチュ・コスレタス・ジャガイモ・人参・タマネギ・大根を植えました。11月には、リーフレタス等の葉野菜を収穫し、収穫した野菜を使って料理教室を実施しました。12月は大根・ジャガイモを収穫し、更に空豆・春菊・ほうれん草等を植えました。1月には赤く大きく育ったトマトや子カブ・バジル・ラディッシュ・ほうれん草等を収穫し、収穫した野菜を使って料理教室を実施しました。当初児童達は、「バジルが苦手」「トマトが苦手」と話していましたが、自分たちが作った野菜を自分たちで味付けしたと言うこともあり、「とても美味しい。」と言って、いっぱい食べてくれました。少年からは、「農業体験に参加し、少年補導員や地域の人に声かけしてもらいながら農業体験ができた。」「自分で植えた野菜が成長していくのが楽しみだった。」との感想が寄せられ、また、ボランティアからも「子ども達の発案で、道具を使い苗植えの効率が良くなり一緒に楽しく作業を行うことができた。」等の感想が聞かれ、実りのある農業体験となったようです。