全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

富山県
2019.12.24

農業体験で成長した子どもたち

農業体験で成長した子どもたち

富山県少年警察ボランティア連絡協議会(板倉久郎会長)は令和元年5月から11月にかけて、富山市東老田地内「にこにこ農園」と高岡市長慶寺地内少年警察ボランティア管理の畑地の2か所において農業体験を通じた立ち直り支援活動(農業体験野菜作り活動)を実施しました。富山地区では、支援少年4名、ボランティア延べ29名、警察関係者延べ35名の計68名が参加し、活動は、5月のナス・キュウリ・スイカ等の夏野菜やサツマイモ、里芋の苗植えから始まり、7・8月には夏野菜の収穫と除草作業、10・11月はサツマイモ・里芋の収穫を行いました。高岡市地区では、支援少年5名、ボランティア延べ36名、警察職員延べ39名が参加し、6月はまず、畝にマルチシートをかけ、大豆・サツマイモ・スイカ・じゃがいも等の苗植えを行い、8月には夏野菜の収穫。9月は枝豆・サツマイモの収穫を行いました。参加した小5男子と中1女子の姉妹は、支援を始めて4年目になり、姉は初対面の人にも自発的に挨拶ができるようになり、また、飲み物を配るなどの世話も率先して行うなど成長が窺われ、弟も手本となる姉の様子を間近で見て、自らも積極的且つ根気よく作業に取り組む姿勢に成長が見られました。少年警察ボランティアからも、「街頭補導と違う充実感がある。」「子どもたちの笑顔からボランティアの方がパワーをもらった。」等の声が聞かれるなど、少年たちだけでなくボランティアにとっても、有意義な体験となったようです。