少年達の成長が感じられた

愛知県少年補導委員会連合会（野々山密雄会長）は、平成31年4月から11月にかけて、愛知県警察本部少年課と協働して、海部郡蟹江町の「ＫＯＮＯＨＡ ＦＡＲＭチャコール園芸」において、同少年課が運営する居場所「鯱（しゃちほこ）」で立ち直り支援中の少年等延べ11名、その他の少年延べ72名、少年警察ボランティア・警察関係者等延べ159名が参加して、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施しました。第一回では、「開園式と農作業」として、開園式後、3グループに分かれ、種まき（二十日大根）、ワラビの袋掛けと収穫（玉ねぎ等）、調理（収穫野菜のてんぷら）を実施しました。第2回から第6回までは、～野菜を作ろう～と題し、季節に合わせた野菜の種まきや苗植え、収穫等を行い、活動後には毎回収穫した野菜を調理しての会食を行いました。最終回の第7回目は、サツマイモを収穫し、大学いもや鬼まんじゅうを作って会食した後、閉園式で終了しました。参加した少年からは、「調理した物全部美味しかったし楽しかった。また参加したい。」と笑顔で話していました。大学生からは、「一人の少年の笑顔がとても印象的で、以前会った時よりもすっかり表情が明るくなっていて、私まで嬉しくなってしまいました。この少年が変われたのは、ユースの皆さんや他のボランティアさん達の力がとても大きいと感じました。」などの感想が寄せられ、少年達の成長が感じられた体験活動となりました。