全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

大阪府
2019.12.24

思い出に残る農業体験

思い出に残る農業体験

大阪少年補導員連絡協議会(山口裕基会長)は、平成31年4月から令和元年11月の間、泉佐野市地区、貝塚市地区の2地区において「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。泉佐野市地区では、継続補導少年5名を含む延べ77名が参加して、ジャガイモやミニトマト等の野菜作りを体験しました。指導者から畑の耕し方、野菜の苗の植付け要領等の説明を聞き、季節毎に適した野菜の苗の植付け作業を、少年をはじめ参加者全員で協力して実施しました。また、随時草抜き、水やりを行い、収穫した野菜は少年サポートセンターでの料理教室の素材あるいは少年に持ち帰らせ、保護者との会話のきっかけにするよう配慮しました。参加少年からは、「自分たちで作った野菜やフルーツを持ち帰ったらお母さんが喜んでくれて、話もできた。」との感想が寄せられました。貝塚市地区では、継続補導少年4名を含む延べ83名が参加して稲作体験を行い、6月に田植え、7月には非行防止等の標語の入ったタスキを掛けた案山子作り、10月には少年補導員等の指導の下、手刈りとコンバインの両方での稲刈りを体験しました。参加した少年からは「田植えはぬるぬるした水田にはじめて入って、中腰で作業して腰が痛くなったけど、やってみて面白かった。」「案山子作りは大変だったが、色々な人と一緒に作り、完成できて良かったと思う。」等の感想が寄せられ、思い出に残る貴重な体験活動となったようです。