宮城県
2019.11.18
笑顔と感謝の農業体験
宮城県少年補導員協会(竹田英子会長)は、令和元年11月17日、仙台市若林区七郷地内の少年補導員所有の農地において、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施しました。対象少年は、小学1年生の継続補導少年で、少年の伯父伯母、少年警察ボランティア、警察職員の8名が活動を支援しました。活動は、サツマイモ・大根等の収穫作業で、参加した少年は、畑を所有する少年補導員の指導の下、サツマイモや大根を傷つけないように周りの土を手で掘ってから、力いっぱい引き抜き、大小沢山のサツマイモと大根を収穫しました。 活動中、ボランティアの声掛けに笑顔を見せ、恥ずかしそうにしながらも参加者との交流を図ることができました。 当日、少年の両親は都合が付かず、伯父伯母が参加し、伯母は、「両親が仕事で参加できなかったが、本人が参加したいと言ったので連れてきました。ボランティアの方々の上手な声かけには感心しました。とても楽しく活動できたことを両親に伝えます。ありがとうございました。」等の感謝の言葉が寄せられました。少年補導員からは、「素直で明るい子だった。両親が参加できなくなり、伯父伯母が代わりに参加してくれるなど、協力してくれる大人が周りにたくさんいれば、立ち直りもきっと早いと思う。子どもと一緒に収穫体験をして 私達も楽しかった。」などの感想が聞かれ、笑顔と感謝の農業体験となったようです。