全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

静岡県
2019.12.24

農業体験活動で少年の居場所作りに貢献

農業体験活動で少年の居場所作りに貢献

静岡県少年警察ボランティア連絡協議会(中村直喜会長)は、平成31年4月から令和元年12月にかけて、沼津市・静岡市・磐田市・浜松市の県内4ヵ所において、継続補導中の少年等延べ109名、少年警察ボランティア31名、保護者41名、大学生サポーター10名、農業指導者及び農業指導補助者等46名、警察職員等183名の合計延べ311名が参加して、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施しました。本事業は、問題を抱えた少年が、周囲の環境や少年自身の問題によって再び非行や不良行為等を繰り返すことがないよう、農作物の栽培、収穫などの継続的な農業体験活動による居場所づくりを通して少年の忍耐力及び規範意識の醸成を図ることを目的として実施しました。浜松中央警察署では、継続補導中の男子小学生、男女中学生、女子高校生等6名が、少年警察ボランティア、大学生サポーター、農業指導者及び農業指導補助者の支援を受けながら、大根、玉ねぎの収穫、調理体験(さつまいもご飯、大根スティック等)及びクリスマスリース製作を行いました。少年達が多くの参加者と協力して行った農業体験活動は、終始温かい雰囲気で進められ、少年達の貴重な居場所となったようです。