子どもたちから元気をもらった農業体験

岐阜県少年警察ボランティア協議会（宮川一美会長）は、令和元年5月から11月にかけ、岐阜市金宝町の旧岐阜市立徹明小学校内及び同市明徳町のドリームシアター岐阜クッキングルームにおいて、支援対象少年23名、ボランティア32名、その他関係者54名の計延べ109名が参加して、「地域における手作り非行防止活動」(農業体験を通じた居場所づくり活動)を実施しました。活動はサツマイモ作りで、5月の土作りから始まり、6月から9月までは、水やり及び根返しを行い、また、検討会を随時実施しながら、生育状況を見守りました。そして10月にはサツマイモの収穫・交流会、11月には、収穫したサツマイモを使った料理教室を行いました。参加した少年からは、「初めて会った人が多く、緊張したけれど、楽しく作業できた」「掘った芋で調理できるのは楽しみ」「楽しかった。美味しかった」少年警察ボランティや大学生ボランティアからは、「子どもから大人まで色々な人と一緒にできて楽しかった」「周りから頼りにされている感じが伝わってきて嬉しかった」関係機関・団体の参加者からは、「子どもたちから元気をもらった」「初めて参加したが、大人と子どもが協働するこの活動は大変有意義だと体感した」等の声がきかれ、子どもと大人が一体となった活動となりました。