実りの学習農園

兵庫県少年補導員連絡協議会（数元康治会長）は、平成31年4月から令和2年1月にかけて、神戸東部・神戸西部・姫路の各少年サポートセンター敷地内の農園及び神戸市内の貸し農園の4ヵ所において、小・中・高校生の支援対象少年等延べ57名が参加し、少年警察ボランティア・警察職員、学校教職員、教育委員会、教育相談所職員等関係者が支援して、「少年サポートセンター等学習農園における立ち直り支援活動」を実施しました。活動は、神戸東部少年サポートセンターでは、二十日大根・ほうれん草・キュウリ・ナス・オクラ等、神戸中央サポートセンターでは、白菜・イチゴ・大根・ジャガイモ、神戸西部少年サポートセンターでは、キュウリ・ナス・トマト・トウモロコシ・イチゴ・大根・ジャガイモ、神戸北部少年サポートセンターでは、大根・白菜・カブ・小松菜・トマト等、姫路少年サポートセンターでは、ラディッシュ・ジャガイモの種蒔き・苗植えから収穫までの一連の作業を行いました。更に収穫した作物は、味噌汁、サラダ、ジャム等に調理して食し、また、家族へのお土産として持ち帰りました。参加した少年からは、ジャガイモを収穫する際、｢また、いっぱい取らせてほしい。｣と笑顔で答え、更に野菜を収穫する際には、「畑で野菜を収穫するのは初めてです。」と嬉しそうに話し、畑で育った野菜を丁寧に収穫する姿が見られ、実りのある有意義な活動となりました。