全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

茨城県
2020.12.13

居場所作りの効果を実感

居場所作りの効果を実感

茨城県少年指導委員協議会(関口勝美会長)は、令和2年5月から10月にかけて、つくば市酒丸の畑地他3ヵ所において、継続補導中の少年等3名、大学生サポーター・少年指導委員等ボランティア15名が参加して、「農業体験活動」を実施しました。活動内容は、第1回目は5月11日に、落花生・とうもろこし・大豆の種まき、里芋・さつまいもの植え付けを行いましたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、職員並びに農業指導者での活動となりました。第2回目以降は少年も参加して、7月4日にスティックブロッコリーの種まきと、バドミントン等のスポーツ活動を行いました。第3回目は9月12日に、秋ジャガイモの植え付けとスティックブロッコリーの地植えを行い、作業終了後には、春に種まきして収穫していたトウモロコシを焼いて全員で食しました。第3回目は10月24日に、春先、少年が参加できない状況の中で植え付けしたさつまいもの収穫を行い、巨大なさつまいもが収穫できました。収穫作業後は、バーベキュー施設に移動し、焼きそば、収穫して塩茹でした落花生、さつまいもで焼き芋を作り、参加者全員で食しました。参加した少年からは、「この活動で知り合い、仲良くなれた人(少年)が出来た。大学生とは年も近いし何度も一緒に活動しているので話しやすく、たくさん話しかけてくれたので楽しくできた。」等の感想が寄せられ、他の少年やボランティアとのふれあいを通じて、コミュニケーション能力や社会性の向上など、少年の居場所作りの効果を実感することができた活動となりました。