栃木県
2020.12.13
少年達の成長した姿を発見
栃木県少年指導委員会連合会(岩壁孝誠会長)は、令和2年4月から同年12月にかけ、宇都宮市の「河内ふれあい市民農園」、栃木市の「栃木農園」、小山市の「小山市市民農園」の3農園において、支援対象少年延べ20名、大学生を含むボランティア延べ22名、保護者、中学校教諭、警察職員など関係者延べ101名、総計延べ143名が参加して、「農業体験(とうもろこし・にんじん・大根・白菜作り等)活動」を実施しました。河内ふれあい市民農園では、農業アドバイザーやボランティアの支援を受け、畑の畝作り、苗の植え付け、種まき、草刈り等を行い、収穫に至るまでを体験しました。小山市民農園では、少年指導委員の指導を受けながら、畑の畝作り、苗の植え付け、種まき、草刈り、収穫等を行いました。新型コロナウイルス感染防止のため、調理はできなかったものの、持ち帰り用に収穫したじゃがいもを蒸かしたほか、少年指導委員から寄付された梅で、梅ジュース作りを体験しました。栃木農園では、少年指導委員の指導を受けながら、畑の畝作り、苗の植え付け、種まき、間引きや収穫を行いました。対象が小学生であったことから、両親や兄弟姉妹の参加もあり、家族ぐるみの活動となりました。
参加した少年からは、「自分が植えた野菜が、台風や大雨にも負けず、たくましく育っていて感動した。」「大変な作業もあったが、できたことを褒めてもらって自信がついた。」等の感想が寄せられ、少年たちの中には、親子関係や学校関係に良い変化があり、それぞれに成長した姿を見ることができた活動となったようです。