全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

石川県
2020.12.13

大学生とのコミュニケーションで情操面に効果 

大学生とのコミュニケーションで情操面に効果 

石川県少年補導員連絡協議会(江川明会長)は、令和2年4月から12月までの間、金沢市無量寺地内「あすなろ農園」において、支援少年等8名、ボランティア29名、警察職員・大学教授・保護者等関係者52名の計89名が参加して“石川っ子あすなろ塾”「あすなろ農園」で農作業・収穫体験をしよう!!と銘打って、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施しました。活動は、4月に少年も参加してジャガイモの種芋植えを実施しましたが、5月はコロナ禍による緊急事態宣言下であったため、農業指導者と警察職員のみで夏野菜(キュウリ・ナス・ミニトマト・ピーマン・五郎島金時)の苗植えを行いました。その後、昨年収穫した「ひまわりの絆プロジェクト」(被害者支援)のひまわりの種を蒔きました。6月は少年も参加して、農園への愛着を持ってもらうため、持参した古着を使用して“かかし”を作って農園に設置し、併せて除草作業、キュウリ・ピーマン・ミニトマトの収穫を行いました。7・8月はコロナ禍のため、農業指導者と警察職員のみでジャガイモ・夏野菜の収穫、大根の種まき、畑の整備を行いました。10月は、感染予防対策を行ったうえで、少年と大学生ボランティアも参加して五郎島金時の収穫を行い、焼き芋にして全員で食しました。最終回の12月は、前回同様感染予防対策を行ったうえで、大根を収穫しておでんを作り、全員で食しました。参加した少年からは、「サツマイモがいっぱい獲れたし、大学の人と仲良くできたのでうれしかった。」などの感想が寄せられ、大学生とのコミュニケーションが図られるなど、情操面での効果がみられた活動となりました。