全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

熊本県
2020.12.13

コロナを乗り越えた充実感

コロナを乗り越えた充実感

熊本県少年警察ボランティア連絡協議会(田尻一男会長)は、令和2年5月から12月にかけて、熊本市北区梶尾町所在の畑地において、継続補導少年10名、少年警察ボランティア、少年サポーター、農作業指導者、警察関係者等合計延べ103名が参加して、「農業体験『芋の植え付け及び収穫』を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。新型コロナの感染拡大防止のため、5月のサツマイモの植え付けと8月のジャガイモの植え付け及び除草作業は、ボランティアと警察職員によって実施しました。12月の収穫では新型コロナの感染が拡大している状況であったが、活動を楽しみにしている少年たちが多くいたため、予防対策に万全を期し、少年と少年サポーターを2班に分け、芋掘りとスポーツ活動を前半と後半で入れ替えて行う等、密にならないように工夫を凝らして実施しました。今年は芋がとても大きく、少年たちは自分の顔ほどの大きさの芋を掘り起こして興奮したり、また、なかなか芋が掘れない少年も、ボランティアの手を借り、悪戦苦闘しながら掘り起こすと、喜びの歓声を上げていました。参加した少年からは、「こんなにいっぱいお芋がとれて、とてもうれしい。帰ってからお母さんと一緒に何か作ります。」「大学生のお兄さんやお姉さんたちとバレーやバドミントンもできて、とても楽しかった。時間が足りないくらいでした。」ボランティアからは、「少年たちがとても楽しそうに芋掘りをしている姿を見て、このような活動は大切だなと、改めて感じた。」などの感想が寄せられ、コロナを乗り越えて実施できた充実感の活動となったようです。