全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

福島県
2021.11.27

初めてずくめの体験に興味

初めてずくめの体験に興味

福島県少年警察ボランティア連絡協議会(二瓶裕子会長)は、令和2年9月から同年12月にかけ、二本松市油井字天月堂の畑で農業体験を通じた立ち直り支援活動(冬野菜栽培活動)を実施しました。活動には、継続補導少年をはじめ、スポーツ少年団、地域ヤングボランティア等に所属する少年等14名が参加し、二本松地区少年警察ボランティア協会の少年補導員や農業指導者、警察職員等16名が支援しました。第1回は、9月に白菜の苗約10株の植え付けと大根の種植えを行いました。第2回目は、10月に植え付けした白菜の生育観察と苗周りの除草、追肥を実施しました。また、大根をより大きく育てるための間引き作業も行いました。第3回目は、前回間引きした大根の収穫作業を実施し、収穫した大根の葉っぱを包丁で切り落とし、大量の大根を袋詰めにして、運ぶ手伝いをしました。第4回目は、9月に植え付けした白菜の収穫作業を実施しました。約100株の白菜を包丁等で根本から丁寧にカットして外側の葉っぱを剥がして、袋詰め、運搬をしました。 
新型コロナウイルス等の関係から、苗の植え付け時期が遅れたことや雨不足等から十分に生育しなかったが、美味しく食べられることや生育の仕組み、栽培の大変さ等について話し食育も行いました。活動に参加した兄弟は、初めての農業活動だったことで、初めてずくめの体験に興味を持って率先して作業に取り組み、驚くほどの集中力と行動力を発揮するなど、少年達にとって非常に貴重な体験となりました。