新潟県
2021.11.27
農業体験で人とのふれあいも体験
新潟県少年警察ボランティア連絡協議会(草間真由美会長)は、令和2年4月から令和3年1月にかけて、新潟・上越の両少年サポートセンターが中心となって、「水をかけ、手をかけ、夢は未来を駆け巡る」を合言葉に、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施しました。新潟少年サポートセンターでは、継続補導中の少年7名、ボランティア・保護者等関係者15名が参加して、新潟ユニゾンプラザハート館2階中庭での菜園活動を行いました。活動に参加した少年は、プランターや鉢を利用して、野菜の苗及びチューリップの球根等を植えました。その後少年は、面接相談に訪れるたびに職員らと水やり・追肥・芽かきなどを行い、野菜の成育を見守り、収穫期には、自らが手掛けた、トマトやスイカ等の季節の野菜を収穫しました。上越少年サポートセンターでは、継続補導中の少年7名、ボランティア・保護者等関係者11名が参加して、上越警察署敷地内で菜園活動を行いました。活動は、土壌づくりから始め、季節の野菜やハーブ等の種まき・苗の植え付けを行いました。その後少年は、面接相談に訪れる都度、草取り・水やり・追肥などの地道な作業を熱心に取り組みながら野菜等の世話を続け、収穫期には、ジャガイモ・サツマイモ・小カブ・大根を収穫し、また、農業指導者の畑では、初めて見る「小豆」の収穫に興味深く取り組んでいました。参加した少年からは、「少年警察ボランティアの人と会うのは初めてで、最初は緊張したけど、優しい人で安心した。作業は少し疲れたけど、楽しかった。」等の感想が寄せられ、人とのふれあいも体験した活動となったようです。