全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

富山県
2021.11.27

相手を思いやる心が芽生えた

相手を思いやる心が芽生えた

富山県少年警察ボランティア連絡協議会(板倉久郎会長)は、令和2年5月から11月にかけて、富山市東老田地内のにこにこ農園において、継続補導対象少年等3名、ボランティア3名、警察関係者延べ17名が参加して、農業体験を通じた立ち直り支援活動(農業体験野菜作り活動)を実施しました。活動は、5月は新型コロナウイルスの影響を考慮して、農業指導者及び警察職員により、ナス・キュウリ・トマト等の夏野菜の苗植えを行いました。6月は少年も参加して、除草・追肥作業、キュウリやナス・トマトの収穫を行いました。少年らは収穫したキュウリをかじり、「硬いけど美味しい。」と満足げに話していました。8月は、トマト・カボチャ・スイカの収穫と、大根等に秋野菜の植付けを行いました。10月は、サツマイモの収穫と秋野菜の観察を行いました。少年らは、「これ大きいよ。」「これ変な形」と収穫したサツマイモを見せ合って喜んでいました。11月はサツマイモ・里芋・大根の収穫とイチゴ苗の定植を行いました。 活動に参加した小6男子と中2女子の姉弟は、立ち直り支援を始めて5年目になるが、農作業にも慣れ、「この作業したことある。」「もっとこうすればうまくできるよ。」と話すなど、自信を持ちつつ、率先して活動に参加する姿勢が見られ、成長が窺われました。また、作業の中で少年から「手伝うよ」という言葉掛けがあり相手を思いやる言動も育まれていることが確認できた活動となりました。