全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

鹿児島県
2021.11.27

コロナ禍でも負けずに交流を継続

コロナ禍でも負けずに交流を継続

鹿児島県少年警察ボランティア連絡協議会(西村光行会長)は、令和2年9月から12月までの間、鹿児島市上谷口のボランティア所有の畑において、児童養護施設入所中の少年25名、少年警察ボランティア(鹿児島西警察署少年警察ボランティア連絡会)15名、警察職員等2名の合計42名が参加して、「農業体験及び世代間交流を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。当少年警察ボランティア連絡会では、毎年、養護を要する少年と交流を図るべく、鹿児島市内所在の児童養護施設「仁風学園」と共同して農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施していましたが、今年は、コロナ禍の影響で園外活動の自粛により、入所中少年の現場参加が不透明な状況となりました。活動は、コロナ禍及び長雨等天候不良により、開始時期を検討中のところ、当少年警察ボランティア連絡協議会の理事であり本事業の農業指導者の助言により、秋植えが可能なジャガイモの栽培を提案され、9月に種芋の植え付けを実施しました。植え付けに際しては、前記理由により仁風学園側の参加はかなわなかったものの、ボランティア15名が参加しました。10月に草取り及び追肥を実施した後、12月にジャガイモの収穫を実施しました。収穫にあたっては、仁風学園の少年も参加予定でしたが、コロナ禍で学園側の園外活動が自粛され、当ボランティア連絡会員により実施しました。収穫したジャガイモは、当少年警察ボランティア連絡協議会会長以下が仁風学園を訪問し、収穫したジャガイモを贈呈しました。仁風学園の少年からは、「今年も農業体験を楽しみにしていたのに、コロナの影響で外に出られなくてとても残念だった。」等の声が聞かれ、コロナ禍という特別な環境下でも、継続して交流を図ることにより、立ち直り支援を図ることができた活動となりました。