全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

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2021.11.09

各地区とオンラインで繋いでのリモートカンファレンス

各地区とオンラインで繋いでのリモートカンファレンス

香川県少年警察補導員連絡協議会(土佐清二会長)は、令和3年11月8日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、事務局(香川県警察本部少年課)と各地区をオンラインで繋いでのリモートによる「地域カンファレンスinかがわ」を開催しました。出席者は、各地区代表の少年警察補導員48名、少年課長をはじめとする警察職員28名の計76名で行われました。初めに香川県少年警察補導員連絡協議会の土佐清二会長と少年課長の挨拶があり、続いて、四国学院大学文学部教授會澤 勲氏を講師に招き、「発達障害等の基礎知識と具体的対応要領」と題しての基調講演がありました。内容は、非行少年の立ち直り支援活動において対応するケースのうち、自閉症等の発達障害を有する少年が増加傾向にあり、そこで、少年警察補導員及び警察の少年補導担当職員と連携した今後の立ち直り支援活動に生かすため、発達障害に関する基本的知識、特徴や特性を正しく理解した上での具体的対応要領について話されました。講師への質疑応答の時間において、参加した少年警察補導員からは、「街頭補導の際、少年に話しかけてからの、発達障害の可能性についての見極め方は?」「家庭における会話の少なさや物事の善悪の教えがないなど、家庭環境の原因の有無は?」等といった活発な質疑がなされ、参加者にとって、有意義なカンファレンスとなったようです。