ネット社会と少年 ～ネット・スマホをめぐる問題から～

福島県少年警察ボランティア連絡協議会（二瓶裕子会長）は、令和３年１１月２３日、いわき市の福島県いわき合同庁舎４階大会議室において、いわき中央地区少年警察ボランティア協会、いわき東地区少年警察ボランティア協会、いわき南地区少年警察ボランティア協会の３地区の合同により、少年警察ボランティア４２名、警察職員４名、計４６名が参加して、地域カンファレンスを開催しました。研修は、医療創生大学心理学部教授中尾剛氏を講師として招き、「ネット社会と少年～ネット・スマホをめぐる問題から～」と題した講演を聴講しました。内容は、〇昭和後期生まれはテレビ世代であるが、平成生まれはインターネット世代であるため、生まれた時からデジタル機器は身の回りにあること（テレビがなくても大丈夫な世代である）〇昔のゲームは終わりがあったが、今のゲームはアップデートができるなど終わりがない（依存につながる）〇現在の大学生は、スマホで出欠をとっている（スマホは身近なものである）等、私たちにとって、日常的で身近にある具体例を挙げながら講話がなされ、スマホになれない中高年の方がとても理解しやすく、問題点や対策についても、自分たちにとって身近なものとして感じられたとの感動がありました。また、最後の質疑応答では、「ぜひ他でもやっていただきたい。学校やＰＴＡ等でやっていただくにはどのような手続きをすればよいですか。」等ボランティアの皆様から絶賛の声が上がり、大好評のカンファレンスとなりました。