千葉県
2021.12.01
人との絆を大切に
千葉県少年警察ボランティア協議会(鈴木正夫会長)は、令和3年4月から同年11月にかけて、市原市菊間の水田・畑(田植え、サツマイモの収穫)、松戸市河原塚の畑(サツマイモの収穫)、の2地区において、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施しました。第1回目は、令和3年4月25日、市原市菊間の水田において、少年5名、ボランティア4名、警察職員等関係者20名で田植え体験を行いました。参加した少年からは、「田植えは難しかったけれど楽しかった。」「田んぼから足が抜けなくなって大変だったけれど、最後まで植えることが出来た。」との感想が寄せられました。この活動の様子は、朝日・毎日新聞、テレビ朝日・千葉テレビのニュースで取り上げられました。第2回目は、10月16日に松戸市河原塚の畑で、少年1名及びその家族、ボランティア13名、警察職員等関係者6名でサツマイモの収穫体験を行いました。第3回目は、11月13日に市原市菊間の畑で、少年4名とその保護者、ボランティア5名、警察職員等22名が参加して、サツマイモの収穫体験を行いました。参加した少年からは、「初めは小さい芋しか見つけられなかったけれど、段々大きな芋を見つけることができるようになり、楽しかった。」大学生ボランティアからは、「4月の田植えの時に参加した少年が自分のことを覚えていてくれて嬉しかった。成長した少年の姿に、子どもの成長は早いと感じた。」との感想が寄せられ、また、農業指導者からは、「支援活動で少年と人の絆ができたら嬉しい。」と話され、少年と地域の人が農業体験で結ばれた活動となったようです。