今後の活動の糧となったカンファレンス
宮城県少年補導員協会(竹田英子会長)は、令和3年11月15日に、気仙沼市本吉町津谷新明戸の気仙沼市本吉公民館において、沿岸ブロック6地区少年補導員、少年補導・育成センター所長及び所員、宮城県警察少年補導・育成センター所長及び所員、宮城県環境生活部共同参画社会推進課員等、計45名が参加して、地域カンファレンスを実施しました。研修では、宮城県環境生活部共同参画社会推進課主査庄子友広氏を講師に招き、「青少年のインターネット安全利用について~ネットトラブルに遭わないために~」と題して講演が行われました。講演では、〇青少年のインターネット利用の現状について~小学生の間でもスマートフォンが必需品となりつつあり、中学生以上の青少年にとっては、友達とのコミュニケーションツールとなっている。〇インターネットに潜む危険について~性的被害の低年齢化、高額課金、ネット依存、言葉の行き違いによるトラブル等、様々な危険が潜んでいる。 〇インターネット利用に関するルール作りについて~家庭内、地域で作るルール作りが大切である。〇フィルタリングの利用とトラブル等防止について~フィルタリングの利用、トラブルに巻き込まれた際の専門機関への相談が肝要である。等の内容で行われました。次に、立ち直り支援活動における各種体験活動を行う上で参考とするため、気仙沼市でアクセサリー製造等を行っているVOAR LUR(ボアラズ)代表佐藤春佳氏を講師に招き、参加者全員で「サメの歯キーホルダー」の作成体験を行いました。参加者からは、「オンライン授業の実施に伴い、子供たちのインターネット利用にも変化が見られるなど、コロナ禍における子供たちの情勢にも関心を払いながら、健全育成活動に取り組みたい」「私たちに何かできることはないか。という視点で活動を行っていきたい。」等の感想が寄せられ、今後の活動の糧となるカンファレンスとなったようです。