福岡県
2021.12.31
土に触れ、野菜と心育てる
公益社団法人福岡県少年警察ボランティア協会(入舩清会長)は、春日警察署少年補導員連絡会(井上和秀会長)と協力して、令和3年5月から11月にかけて、那珂川市別所にある元少年補導員の畑「結城実り園」において、支援少年延べ14名、ボランティアとして、春日警察署少年補導員連絡会延べ15名、学生サポーター延べ6名、警察職員等関係者延べ31名の合計延べ66名が参加して「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。この活動は、春日署が新設された2014年の秋に始まり、署員が事件などで関わった少年や少女に「野菜を育ててみないか」と声を掛け、タマネギやジャガイモなどを栽培してきました。今年は、昨年11月に玉ねぎの植え付け。本年5月に玉ねぎの収穫(収穫後、玉ねぎを使ったドレッシング作りを予定していたが、新型コロナウイルスの影響を考慮して中止)。6月にサツマイモ苗植え付け。10月にサツマイモの収穫。11月に玉ねぎの植え付けを行いました。少年達は、初めて体験する作業に無中となり、泥だらけになりながらも笑みを浮かべ「周りの方々が、いろいろ優しく話しかけてくれ、楽しく植え付けができた。」「今回植えた苗が、どのような大きさや形になって収穫できるか、楽しみだ。」と感想を述べるなど、今から収穫を楽しみにしている様子が見て取れました。この活動は、令和3年12月28日西日本新聞において「土に触れ、野菜と心育てる」「春日署、少年少女の立ち直り支援」「住民と作業交流深め」の見出しで、大きく報道されました。