宮城県
2021.12.31
農業体験活動の大切さを実感
宮城県少年補導員協会(竹田英子会長)は、令和3年8月から12月にかけて、仙台南地区、仙台東地区、石巻地区の三地区で、継続補導少年3名、少年警察ボランティア、警察職員等関係者33名が参加して「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。活動は各地区の少年補導員が所有する農地で行われ、仙台南地区では、8月に枝豆の収穫及び調理体験。仙台東地区では、7月にジャガイモ・小玉すいか・トウモロコシ・しそ・ナス、ピーマン・ミニトマトの収穫。11月に落花生・大根・サツマイモの収穫と調理体験を行いました。石巻地区では、12月にミニトマトの収穫を行いました。参加した少年たちは、皆活動を楽しんでおり、少年補導員等からの声掛けを受け、より積極的に活動に取り組む様子が見られました。少年からは、「農業体験は初めてだったが、集中していて時間がたつのがあっという間だった。」等の感想が寄せられました。また、少年と参加した保護者からは、「農作業をやったことがなかった。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。」「親子で楽しむことができました。」などの感想が寄せられました。長年少年補導員を務め、農業体験のボランティアにも取り組んでいる少年補導員は、「体験を通して少年らの表情が明るくなっていくのを感じる。これからも活動を継続していきたい。」と思いを語られ、農業体験を通じた立ち直り支援の大切さを感じた活動となりました。