「みんなで笑顔で農業体験2021」を合言葉に
新潟県少年警察ボランティア連絡協議会(草間真由美会長)は、令和3年4月から令和4年1月にかけて、新潟・上越の両少年サポートセンターが中心となって、「みんなで笑顔で農業体験2021」を合言葉に、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施しました。新潟少年サポートセンターでは、継続補導中の少年6名、ボランティア・保護者等関係者19名が参加して、新潟ユニゾンプラザハート館2階中庭での菜園活動を行いました。活動に参加した少年らは、プランターや鉢を利用して野菜の苗を植え、その後面接相談に訪れる都度、職員らと水やり・追肥・芽かきなどの作業に従事し、野菜の成育を見守りました。収穫期には、自らが手掛けた野菜を収穫しました。上越少年サポートセンターでは、継続補導中の少年6名、ボランティア・保護者等関係者14名が参加して、上越警察署敷地内で菜園活動を行いました。活動は、土壌づくりから始め、野菜の種まきと苗の植え付け等を行い、その後、少年らは、面接相談に訪れた都度、草取り、水やり、追肥などの日々の手入れといった地道な作業に熱心に取り組み、野菜等の世話を続けました。農業指導者の畑での活動では、少年警察ボランティア、大学生ボランティアとともに、柿の収穫及び干し柿作り体験を行いました。少年らが手がけた野菜は、ミニトマト、オクラ、パプリカ、小玉スイカ、小玉メロン、小カブ、ジャガイモ、サツマイモ、きゅうり、オクラ、大根、シイタケ等で、花き類はジューンベリー、アサガオ、チューリップでした。参加した少年からは、「きゅうりがこんなに大きく育つなんてびっくりした。」「家できゅうりやアサガオを育てているけど、オクラの生え方は初めて知った。」等の感想が寄せられ、初めて体験する野菜の成長にびっくりの農業体験でした。