全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

徳島県
2021.12.31

参加者が一体となった農業体験

参加者が一体となった農業体験

徳島県少年補導協助員連絡協議会(長尾博志会長)は、令和3年6月から12月にかけて、鳴門市の児童自立支援施設県立徳島学院「あすなろ農園」と、徳島市の「はぐくみ農園」の2か所で、入所少年を含めた立ち直り支援少年延べ39名、ボランティア延べ25名、児童自立支援施設職員・警察職員等関係者延べ70名の合計延べ134名が参加して「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を実施しました。本活動は、平成25年度から引き続き、徳島県立徳島学院敷地内のあすなろ農園及び元・少年警察ボランティア所有の農地において、少年たちとボランティア共同で、農作物を植え、育て、収穫し、少年たちがボランティア等の地域の人々と触れ合うことにより、少年のコミュニケーション能力を養い、少年に地域の人との絆を感じとってもらうことを目的に本活動を実施しているものです。本年度は、鳴門市地区のあすなろ農園では、第1回は7月に除草、とうもろこし・枝豆植え。第2回は11月に防獣ネット取り付け、グランド整備。第3回は12月に花寄せ植えを実施しました。徳島市地区のはぐくみ農園では、第1回は6月10日にじゃがいも収穫、さつまいも苗植え。第2回は6月22日にじゃがいも収穫、落花生苗植え。第3回は10月6日にさつまいも収穫。第4回は10月7日にさつまいも収穫。第5回は10月29日に落花生収穫を実施しました。参加した少年からは、「猪と猿よけの網を張ったことが印象に残っている。」「今度は、好きな野菜(きゅうり・にんじん)を育ててみたい。」「協助員さんとの会話が楽しかった。」ボランティアからは、「徳島学院の職員、子どもたち、ボランティア、警察が一体となり行っている農業体験は、子どもたちの生き生きとした姿を見ることができ、やりがいとなっている。」等の感想が寄せられ、子供たちとボランティアがともに楽しみ、やりがいを感じた活動となったようです。