10年前のタイムカプセルを開封
新潟県少年警察ボランティア連絡協議会(草間真由美会長)は、令和4年11月12日、少年警察ボランティア主催タイムカプセル開封式を行いました。これは、平成24年全国少年警察ボランティア連絡協議会、新潟県少年警察ボランティア連絡協議会及び妙高地区少年警察ボランティア連絡会が主催した「地域ふれあい活動」において、タイムカプセルを埋設してから今年で10年目を迎えるにあたり、当時のタイムカプセルを埋設した小中学生及び地域住民を招き、タイムカプセル開封式を開催したものです。場所は、妙高市大字関川妙高高原体育館「ほっとアリーナ妙高高原」で、妙高市長、同市教育長、元校長等、妙高地区少年警察ボランティア、妙高市役所職員、少年課上越少年サポートセンター、妙高警察職員、卒業生(平成24年当時の参加中学生)及び地域住民約200名が参加しました。タイムカプセルは、平成24年、「地域ふれあい活動」の一環として、妙高高原北小学校・南小学校5・6年生、妙高高原中学校生徒及び地域住民等が参加し、妙高高原スポーツ公園内の「桜・つつじセーフティロード」に、桜の苗木の植樹及び「10年後の自分へ」と題した手紙の入ったタイムカプセルの埋設を行い、10年後の掘り起こしと再会を誓ったものです。開封式は、まず、卒業生代表が妙高地区少年警察ボランティア等とともに、妙高高原スポーツ公園に埋設されたタイムカプセルを掘り起こし、開封を行いました。続いて式典として、少年課上越少年サポートセンター長より「地域ふれあいの大切さ」と題し、非行を犯す子どもの心理や上越少年サポートセンターで実施している非行防止及び健全育成にかかる活動の紹介や、少年の成長を地域全体で見守っていくことの大切さが語られました。次に掘り起こした手紙の交付が行われ、卒業生たちは10年前に書かれた手紙を手にし、旧友等とともに当時を振り返りました。卒業生からは、「今は県外に住んでいるのでなかなか同級生と会えませんでしたが、今日久しぶりに同級生や先生と会えて嬉しかったです。」等の感想が寄せられ、10年前が蘇る一日となりました。