地域の絆作りに貢献
三重県少年警察協助員協議会(瀬古和光会長)は、少年の健全育成を目的に、地域ふれあい事業として、令和4年10月2日、三重県伊賀市木興町地内の畑において、小学生とその保護者23名、伊賀地区少年警察協助員5名、警察職員等関係者9名が参加して、農業体験活動(さつま芋の収穫体験)を実施しました。さつまいもの苗植えは、伊賀地区少年警察協助員及び伊賀警察署員により5月に畑を耕し、さつまいもの苗植えを行い、その後、育成状況の確認や草刈り、つる返し等を随時実施しました。10月2日、参加者が集合し、伊賀地区少年警察協助員協議会会長による挨拶の後、子供と大人が一緒になり、さつまいもの収穫体験を実施しました。その後、伊賀地区少年警察協助員協議会会長指導の下、収穫したさつまいもを使用した焼き芋作りを行い、焼き上がった焼き芋を参加者で食しました。収穫体験では、子供達がより楽しく実施できるよう、収穫したさつまいもの重さを量り、上位3名に対して表彰を行いました。また、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、参加者の縮減、マスク着用とアルコール消毒液の適宜利用、さつまいも苗の植え付け縮減による間隔を広くとったさつま芋の収穫体験を実施しました。子供達は進んで土を掘り、掘り当てたさつまいも計量では、参加者から大きな歓声が上がるなど、皆で喜びを共感する場面が見られました。また、「さつまいもの収穫体験を通じて子供と大人が触れ合うことができ、貴重な体験が出来た。」「子供たちに土と触れ合う体験をさせることができてよかった。」等の声が聞かれました。新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で、地域の子供と大人とのさつまいも収穫等体験を開催したものであるが、コロナ禍で危惧されていた地域の絆づくりに貢献することができ、当初の目的を達成することができた活動となりました。