全国少年警察ボランティア協会

menu
Activities

事業紹介

静岡県
2022.11.16

創作防犯落語でオレオレ詐欺被害防止ポイントを伝授

創作防犯落語でオレオレ詐欺被害防止ポイントを伝授

静岡県少年警察ボランティア連絡協議会(鈴木宇多子会長)は、令和4年11月15日、静岡市葵区 静岡音楽館AOI7階講堂において、少年警察ボランティア、大学生ボランティア、警察関係者等合計約100名が参加して、「静岡県少年警察ボランティア連絡協議会地域カンファレンス2022」を開催し、「少年を特殊詐欺に加担させないための取組み」をテーマに、少年警察ボランティア等が少年問題の現状について理解を深め、共通認識を図りました。本研修会において、特殊詐欺捜査事犯を取り扱う刑事部捜査第四課課長補佐及び本県少年指導委員で元警察官の落語家による講話と防犯落語を行いました、元県警警部「にか亭三助」(本名渡邉晃人)さんは、創作防犯落語「長屋のオレオレ」で被害防止ポイントを伝えました。少年指導委員でもある三助さんは講演で、刑事時代のエピソードに触れて加担の恐ろしさを伝えたほか、愛情を込めてしかる重要性も説きました。この模様は、後日、会員への限定配信としてオンライン動画視聴配信を実施しました。参加者からは、「特殊詐欺は年寄りが被害者になる犯罪と認識していたが、若者の中にも被害者がいると知り、全ての年代が特殊詐欺の撲滅に努めなければならない。」と特殊詐欺問題について関心を高め、「少年が特殊詐欺に加担させられる仕組みを詳しく知ることができ、地域の皆や子供たちにこの話を伝えることが出来る。」と地域における広報活動へのイメージを広げる意見や、「犯罪に巻き込まれない正しい判断力と強さを持った子供たちを増やしていきたい。」と早期教育の重要性を訴える意見が寄せられたほか、「少年のことを理解しようと足を運ぶ年配の地域の方が多くいて、非常に嬉しく思った。」等、ボランティア活動の意識を高めた建設的な感想も多く寄せられ、有意義なカンファレンスとなりました。