活動紹介
2019.06.05
非行問題に対して少年鑑別所が果たす役割
近畿少年補導員等連絡協議会(山口裕基会長)は、令和元年6月4日、大阪市中央区の「ホテルプリムローズ大阪」において、近畿管区内の少年補導員・同協会役員等56名、管区内警察職員・サポートセンター職員等29名の計85名が参加して、地域カンファレンスを開催しました。まず、表彰式が行われ、少年補導功労者44名、功労団体6団体、退任者1名が表彰されました。研修会(カンファレンス)では、大阪少年鑑別所地域非行防止調整官籔内秀樹氏が、「非行問題に対して少年鑑別所が果たす役割」と題して、○少年鑑別所について、○鑑別の方法、○地域援助業務、○少年非行の動向、の4項目について講演されました。参加者からは、「普段なじみの薄い少年鑑別所についてわかりやすく説明を受け、どのような施設かということが良くわかった。」「少年鑑別所は閉じられた空間という印象を持っていたが、実際には学校、福祉機関、更生保護施設等と密接に連携し少年処遇に当たっていることが分かった。」「少年非行のピークを見ると、その時々の社会情勢が少年に大きな影響を与えていると感じた。」等の感想が寄せられ、大変有意義なカンファレンスとなりました。