鹿児島県
2018.12.28
少年の笑顔に包まれた農業体験
鹿児島県少年署察ボランティア連絡協議会(西村光行会長)は、平成30年8月から同年11月までの期間、南九州市頴娃町のボランティア所有の畑において継続補導中の少年、少年警察ボランティア、警察職員、関係者等合計19名が参加して、「芋作り等を通じた立ち直り支援活動」を実施した。活動は、サツマイモの植え付けから収穫までの一連の作業を体験させるもので、初回は、天候等の関係で、少年醤察ボランティによる植え付けとなったが、第二回目は、サツマイモの生育状況を少年達に見せながら、草取り等の作業を行った。また、少年警察ボランティアの好意により、スイカを収穫した。第三回目は、芋畑の所有者からサツマイモの生育状況やサツマイモの種類、特徴等について説明を受けた後、参加者全員でサツマイモを掘り、収穫作業を行った。継続補導中の少年は、仲のいい大学生少年サポーターと一緒になって芋のつるを手に取り、沢山の芋を持ち上げると、「すごーい、こんなに沢山ついているよ」と嬉しそうに笑顔で収穫していた。また、別の少年は、「久しぶりに家から出て気持ちがいい」と話し、大学生少年サポーターと協力しながら収穫作業に取り組むなど、笑顔に包まれた活動となったようだ。