全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

和歌山県
2018.12.28

自然の厳しさを学んだ農業体験

自然の厳しさを学んだ農業体験

和歌山県警察少年補導員連絡協議会(井尻丈士会長)は、平成30年5月から11月にかけて、和歌山市今福の協力者所有の畑において、対象少年4名、少年補導員、学生サポーター、警察職員等52名が参加して、少年の立ち直り支援(農業体験)活動を実施した。内容は、5月に畑の所有者からサツマイモの種類や苗の植付け作業を学び、その後、鍬で畝を立てて、そこに100本の苗を植えた。少年からは、「苗を植えるのは大変だったが、いろいろな人と話ができて楽しかった。」等の感想が得られた。11月のサツマイモの収穫では、夏の猛暑や台風の影響でほんの一部しか実を付けることができなかったが、残ったサツマイモを学生サポーター等と協力しながら収穫した。また、畑の所有者が植えた大根の収穫も併せて行った。作業後は、ドラム缶を利用し、炭火で収穫したサツマイモを焼いたり素揚げにしたりして全員で食した。少年からは、「大根を抜いたのは初めてだったけど、みんなで一緒に作業をして楽しかった。サツマイモがあまり育たなかったのは残念だったけど、残ったサツマイモで作った焼きイモはホクホクしてとても美味しかった。」等の感想が寄せられ、自然の厳しさ、野菜作りの大変さを学ぶことができた活動となったようだ。