新潟県
2018.12.28
親子が触れ合う農業体験
新潟県少年警察ボランティア連絡協議会(草間真由美会長)は、平成30年5月から12月までの間、新潟・上越の両少年サポートセンターが主体となって、農業体験を通じた立ち直り支援活動として、菜園活動及び稲作体験活動を実施した。新潟少年サポートセンターでは、継続補導中の少年11名、ボランティア・保護者等、関係者74名が参加して、新潟ユニゾンプラザハート館2階中庭で菜園活動と新潟市西浦区大曽根の水田で稲作体験活動を行った。また、上越少年サポートセンターでは、継続補導中の少年8名、ボランティア・保護者等、関係者23名が参加して、上越警察署敷地内空き地で菜園活動と上越市安塚区小黒の棚田で稲作体験活動を行った。菜園活動では、少年サポートセンターの職員の指導の下で季節に合った野菜の苗や種を植え、収穫期には、収穫した野菜を料理し、収穫祭を楽しんだ。稲作体験活動では、昔ながらの手作業での田植えを行い、秋には鎌で稲を刈り、刈った稲を束ね、束ねた稲をはざ掛けする作業までを体験した。参加した少年からは、「いっぱい収穫できてうれしい。お母さんに獲れたお米や野菜を使ったご飯を作ってほしい。」保護者からは「子どもが頑張っている姿が見られてよかった。」等の感想が寄せられ、親子の微笑ましい触れ合いの場にもなったようだ。