神奈川県
2018.12.28
農業体験で少年の成長を実感
神奈川県少年補導員連絡協議会(清水一明会長)は平成30年5月から平成31年1月の間、横浜市戸塚区内の農園において、支援対象少年及び小学生計44名、少年警察ボランティア12名、小学校教諭、警察職員等、関係者六名の合計62名で「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を展開しました。本活動は、少年に手を差し伸べる立ち直り支援活動の一環として、農業体験活動を通じて、収穫の達成感や勤労の喜びを体得させるとともに、社会との協調性やコミュニケーション能力を醸成するため、地域の少年警察ボランティアや警察協力者らと協働して「野菜作り活動」を実施したものです。活動は、5月の打ち合わせ会議、除草作業等から始まり、6月から12月まで、サツマイモ、ネギ、キャベツ、白菜、里芋、人参等の季節の野菜の種蒔き、苗植えから収穫までの一連の作業を行いました。12月には収穫した野菜での昼食会を行い、翌年の1月に農業体験修了式で締めくくった。参加した支援少年からは「最初は小さい子たちと一緒にやるなんて嫌だったけど、いろいろと面倒を見たりしているうちに、また会うのが楽しみになってきた。」「サツマイモの細い苗からあんな立派なお芋ができるなんて驚いた。」などの感想が寄せられ、少年の成長を実感した体験活動となったようです。