栃木県
2018.12.28
農業体験で成長した少年たち
栃木県少年指導委員会連合会(岩壁孝誠会長)は、平成30年6月から平成31年1月にかけ、宇都宮市の「峰農園」、栃木市の「栃木農園」、小山市の「小山市民農園」の3農園において「農業体験さつまいも、だいこんづくり等活動」と銘打って、農業体験を通じた立ち直り支援活動を展開した。活動は、支援対象少年15名、大学生を含むボランティア41名、保護者、中学校教諭など関係者15名が参加した。峰農園では少年たちが学校教諭やボランティア等の協力を得ながら、畑の畝づくりからさつまいも植え付け、枝豆・大根の種蒔きから収穫に至るまでを体験し、収穫したさつまいもと大根を使った料理教室や対話会を行った。栃木農園では畑の畝づくりから大根の種蒔き、白菜の苗植え及び収穫を行い、収穫した大根を使った料理教室及び蕎麦打ちも体験した。小山市民農園では、じゃがいも・人参・大根を収穫し、野菜を使った料理体験を実施した。参加した少年からは「できたことを褒めてもらって自信がついた。」等の感想が寄せられた。少年たちの中には、活動の期間中に進学を決めた者、就職に向けてアルバイトを始めた者などがいて、それぞれに成長した姿を見ることができた。