全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

東京都
2018.12.28

農業体験で親子の絆に一役

農業体験で親子の絆に一役

東京少年補導員連絡協議会(瀧栁嘉市会長)は、平成30年2月から同年12月にかけ四農園の協力を得て、少年延べ280名、ボランティア延べ86名が参加して、少年に対する農業体験を通じた立ち直り支援活動を展開した。実施した農園は、世田谷区北烏山の並木農園(ジャガイモ)、練馬区石神井町の冨岡農園(サツマイモ)、足立区西保木間の須賀農園(ジャガイモ)、立川市上砂町の山下農園(とうもろこし等)で、体験活動は合計17回に上った。活動は畑の畝作りから始まり種まき、苗植からつる返し、間引き、草取り、収穫等の一連の作業を行い、収穫した野菜で、ふかし芋やカレーライス等を調理した食育も実施した。また、農園における農業体験活動に参加できない少年達には、5ヵ所の少年センター(大森・世田谷・台東・立川・八王子)において、プランター等を用いて、キュウリ、ゴーヤ、ナス、トマト等の苗を植え、収穫までの農業体験を行った。活動の効果を検証するため、保護者に対するアンケートを実施したところ「親子の会話が増えた。」「楽しみにして表情が明るくなった。」「家の手伝いをするようになった。」などの意見が寄せられ、農業体験を通じて親子の絆も深まったようだ。