全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

山形県
2018.12.28

農業体験で新たな発見

農業体験で新たな発見

山形県少年補導員連絡会(佐藤重勝会長)は、平成30年5月から11月までの間、米沢市の少年補導員所有の畑において、支援対象少年、少年警察ボランティア、大学生ボランティア、警察職員、その他関係者等延べ計89名が参加して、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施した。活動は、じゃがいも・里芋の作付け及び蕎麦の栽培・収穫体験で、第1回目は、5月にじゃがいも・里芋の種芋作付け作業を行った。第2回目は、8月にじゃがいもの収穫。第3回目は10月に里芋を収穫した後、収穫したての里芋で『いも煮』を調理し、会食会を行った。最終回となった11月の第4回目は、蕎麦打ち体験として、少年の保護者も参加して、収穫した「蕎麦」を使い保護司の蕎麦店店主の指導を受けながら、蕎麦打ち体験を行った。農業高校に通っている少年からは、「普段から学校で農業をしているが、今日は地域の皆さんと話しながら作業ができて楽しかった。」等の感想が寄せられた。また、蕎麦打ち体験に参加した保護者からは、「親子で楽しく参加させていただいた。息子は上手に蕎麦を切っていて、新たな特技を発見することができた。今日は本当にありがとうございました。」等感想の言葉が寄せられ、地域や保護者との絆が深まった農業体験となったようだ。