秋田県
2018.12.28
子供たちの成長を実感
秋田県少年保護育成委員連絡協議会(坂田谷義憲会長)は、平成30年4月から11月にかけて、秋田市下北手柳館地区「チャイルド・ファーム」及び秋田市金足小泉地区「なぎさ農園」において、支援対象少年延べ11名、ボランティア延べ42名、その他関係者延べ60名合計延べ113名が参加して「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を行った。「チャイルド・ファーム」では、6月に少年とボランティア・職員でグループを作り、畝作りからサツマイモ、里芋、ネギ等の植え付け、枝豆の種蒔きなどの作業を実施。9月には、収穫した野菜を使ったカレーライスの調理体験と交流会を実施した。10月には、里芋、長ネギ、大根、サツマイモ等の収穫を体験し、収穫した野菜を用いて郷土料理の「だまこ鍋」に挑戦し、交流会を実施した。「なぎさ農園」では、4月のじゃがいもの植付け、枝豆の種まきから始まり、除草作業等を体験し、七月にじゃがいも・枝豆の収穫作業を体験した。参加少年からは、「農作業をやって、自分で野菜を収穫することの気持ちよさを感じた。」保護者からも、「自分から進んで作業をする子供の姿を見て驚いた。また、一緒に参加したい。」等の感想が寄せられ、農業体験によって、子どもたちの成長を実感したようだ。