全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

宮城県
2018.12.28

親子の絆を深めた農業体験

親子の絆を深めた農業体験

宮城県少年補導員協会(竹田英子会長)は、平成30年6月から10月にかけて、仙台東地区、石巻地区、気仙沼地区の3地区で支援対象少年及び児童養護施設に入園中の少年8名、少年警察ボランティア、警察職員、その他関係者約70名が参加して「農業体験を通じた立ち直り支援活動」を行った。活動は各地区の少年補導員が所有する農地で行われ、仙台東地区では落花生やさつまいもの苗植えから収穫までの一連の体験活動。石巻地区では枝豆の収穫体験及び調理体験。気仙沼地区ではさつまいもの収穫、豚汁と焼き芋の調理体験、更にふれあい活動として、健全育成かるた大会を実施した。参加した少年からは、「野菜が育つのが楽しみ。収穫には絶対参加する。」「ずんだを作ったのは初めて。とても美味しかった」等の感想が寄せられ、ボランティアからは、「どの子も楽しそうに活き活きと活動してくれるのでやりがいを感じた。」。保護者からは、「仕事が忙しく息子と一緒に出かける機会がなかったので参加させていただきありがたい。ボランティアの方々の上手な声掛けには感心した。」「娘と一緒に行事に参加できて良かった。会話が弾んだ。」等の感想が寄せられ、親が少年との関係を見直す良い機会となるなど、親子の絆を深めた農業体験となったようだ。