岩手県
2018.12.28
充実感・爽快感を学んだ農業体験
岩手県少年警察ボランティア協会(切金一夫会長)は、平成30年5月から10月にかけて、花巻地区の少年警察ボランティア所有の畑「みんなの畑」で、立ち直り支援対象少年ら14名、少年警察ボランティア、大学生ボランティア、保護者、警察職員等関係者21名の合計35人が参加して、農業体験を通じた立ち直り支援活動を実施、~みんなで野菜づくりにチャレンジしよう!~を合い言葉に一致団結して野菜作りに挑戦した。5月は畑に肥料を入れての土作りから始まり、じゃがいも、サツマイモ、里芋、トマト、枝豆の苗・種植え、6月には、スイカ、トウモロコシの苗植えを行い、その間、除草・追肥作業を実施した。少年たちは、農業指導者の指導を素直に聞き、積極的に作業に取り組み、その結果、7月には多くの野菜が実り、少年たちは、「わぁ、いっぱいある」「大きい」などの歓声をあげながら、積極的に収穫していた。また、作業中には昆虫や、蛇のぬけがらを見つけるなど、伸び伸びと楽しそうに活動していた。参加者からは、「農業体験活動が支援対象少年の親子のコミュニケーションをとる良い機会になったと思う」等の感想が寄せられ、本事業を通じて少年たちの心身ともに成長する姿を見ることができた。