奈良県
2019.08.02
食卓で繋がる絆、育つ心
奈良県少年補導員協会連合会(橋本芳廣会長)は、令和元年8月3日、橿原市の「かしはら万葉ホール」において、少年補導員等301名、その他関係団体、一般県民、警察関係者等182名の計483名が出席して、地域カンファレンスを実施しました。奈良県警察本部長、奈良県少年補導員協会連合会会長、奈良県教育委員会事務局教育次長がそれぞれ主催者挨拶を、続いて橿原市長が来賓祝辞を行いました。第1部では、少年課課長補佐による少年補導員活動に関する講習に続いて、大学生ボランティア「少年フォローズ奈POLI」が、活動報告と「特殊詐欺には加担する少年についての劇」等の少年非行防止に関する公演を行いました。第2部の基調講演では、九州大学准教授の比良松道一氏が、「食卓で繋がる絆、育つ心」と題して、食と子供の健全育成の関係性や重要性、地域社会の在り方などについて、自らの経験談を交えての講演が行われました。閉会では、チーム『キッズポリス』による「いかのおすし一人前ダンス」が披露されました。参加者からは、「基調講演を聞き、家族と囲む食卓の時間の大切さを実感した。」「私たちの地域でも子どもたちに自炊させる活動を実践し、地域ぐるみでコミュニケーションを図っていきたい。」等の感想が寄せられました。