全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

三重県
2019.10.10

収穫体験で人とのつながりの大切さを実感

収穫体験で人とのつながりの大切さを実感

三重県少年警察協助員協議会(瀬古和光会長)は、少年の非行防止と健全育成を目的に「地域の子供と大人のふれあいによるサツマイモの収穫体験」を伊賀市木興町地内の畑において実施した。今回、収穫したサツマイモは、平成30年5月に伊賀地区少年警察協助員が、伊賀警察署員の協力を得て苗から植えたもので、生育状況の確認から除草作業まで協助員が力を合わせて丹念に育て上げたものであった。開催当日の平成30年10月8日、小学生とその保護者、ボランティア等、総勢46名が参加した。伊賀地区少年警察協助員協議会宮谷則夫会長の挨拶の後、参加した子供達は農業体験の指導者からサツマイモの植え方や育て方、品種によって味や形・色などが異なる、といった話を興味深く聞いていた。さつまいもの収穫では、子供達が楽しめるように、収穫したサツマイモの重さを量り、上位者を表彰することを伝えたところ、参加した子供達は大きなサツマイモを掘り起こす度に計量し、記録を更新すると大きな歓声を上げ、周囲の大人に喜びを伝えるという一幕も見られた。収穫したさつまいもは、みんなで焼き芋にして食した。参加者からは「サツマイモの収穫という普段体験できないことができてとても良かった」「サツマイモの育て方などを教えてもらって大変勉強になった」等の声が聞かれ、大人と共に笑い、一緒に活動した結果、農作物や生産者への感謝の気持ち、社会での人との繋がりの大切さ等を実感できる活動となった。