長野県
2019.03.08
県下21地区でふれあい事業
長野県少年警察ボランティア協会(荻原愼一郎会長)は平成30年4月から平成31年2月にかけて長野県下、21地区の少年警察ボランティア協会と共同して「信州の伝統文化伝承と美しい環境を守る地域ふれあい事業」を展開した。参加した人数は、少年1,651名を含む少年警察ボランティア、警察署員、その他関係者等合計2,076人に上った。各地区の主な事業内容は、缶バッジ制作・折り紙教室をはじめ、紙飛行機制作・しめ縄作りなどの文化伝承活動。児童養護施設の児童・生徒とのふれあい活動では、家庭環境に問題を抱えた子供達と餅つきを行ったり、羽子板・かるた・けん玉・独楽回し等の昔の遊びを伝承して交流を深めた。そば打ち体験活動では、小学生が長野県の郷土料理であるそば打ち体験を行い、地域についての理解を深めた。また、写仏体験活動では、地域のお寺において、説法の拝聴や写仏体験活動を経験し、規範意識の高揚を図った。その他、特殊詐欺被害防止用啓発グッズの作成、防犯推進ポスターの作成・掲示活動、高校生による「キッズビジネスタウン」における職場体験活動、中ツ原遺跡公園の植栽活動等により、少年の健全育成を図った。