全国少年警察ボランティア協会

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福岡県
2019.02.17

少年補導員のレベルアップを図るために

少年補導員のレベルアップを図るために

公益社団法人福岡県少年警察ボランティア協会(入舩清会長)は、平成31年2月16日、飯塚市内の福岡県立飯塚研究開発センターにおいて、筑豊地区警察署少年補導員連絡会補導員七三名が参加して、「筑豊地区少年警察ボランティアリーダー研修会」を実施した。冒頭、筑豊地区少年補導員連絡会会長及び福岡県警察本部少年課少年健全育成室課長補佐の挨拶が行われた。研修では、まず、少年補導員の実務レベルアップを図るため、不良行為少年に対する「声掛け」の演習・検討が行われ、不良行為少年役の大学生ボランティアに対して、少年補導員二名一組で声掛けをして、それをもとに検討し、街頭補導の際、自信を持った「声掛け」ができるように、と行われた。代表の補導員は、緊張しながらも、「声掛け」のポイントである、①挨拶②身分を名乗る③声掛けした理由を説明する、の三つをしっかりと行う等、今後の街頭補導に活かされる実務研修となった。次に、福岡県立大学准教授の奥村賢一氏が「子どもの貧困と虐待~負の連鎖を断ち切るための支援~」と題して、子どもの貧困の状況、相対的貧困と絶対的貧困、貧困と貧乏の違い、児童虐待の種類・定義を説明された後、虐待児童に寄り添う支援のあり方について「受容」「傾聴」「共感」の大切さについて事例を交えて講話された。