全国少年警察ボランティア協会

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事業紹介

奈良県
2018.07.22

寄り添う気持ちが人を支える

奈良県少年補導員協会連合会(橋本芳廣会長)は平成30年7月22日、生駒郡斑鳩町の「いかるがホール」で地域カンファレンスを実施し、少年補導員298人、その他ボランティア等209人の計507人が出席した。

冒頭、奈良県警察本部長、奈良県少年補導員協会連合会会長、奈良県教育委員会事務局生徒指導支援室長がそれぞれ主催者挨拶を行い、続いて斑鳩町長が来賓挨拶を行った。第1部では、少年補導員の活動に関する講習として、少年課課長補佐が少年非行情勢等について講習を行った。続いて大学生ボランティア「少年フォローズ奈POLI」のメンバーが、農作業体験活動等の立ち直り支援活動を通じた少年達との触れ合いや、被害防止教室への参加など、昨年から本年にかけての活動状況を報告した。第2部の基調講演では、天理大学人間学部教授で臨床心理士の仲 淳氏が、「そばにいる」ことの力~寄り添う気持ちが人を支える~と題して、不登校児童や発達障害を持つ子供たちと関わってきた講師自身の経験が語られ、子供に対して、信頼と愛情を持って接し、子供のそばで関わる続けることの大切さについて講演された。参加者からは、「改めて少年警察ボランティア活動の素晴らしさを認識し、今後も少年達を見守るネットワークを広げていきたい」等の感想が寄せられた。